古舘@横浜 さんの日記
台風以後、大分涼しくなって作業をするのが苦にならなくなって来た。
23日のスピーカー再生技術研究会のオフ会も迫って来て、お尻に火が付いて来た。
ブレーキが掛かっていたのは暑さのせいではなく、ネットワークが思い通りに働かず、修正を余儀なくされたからである。
ウーファー用のLPFは良いのだが、ツィーター用のHPFが計算より低めのカットオフとなりクロスする点が重なってしまい、LCの変更が必要となった。
手持ちの色々なLCをとっかえひっかえしながらハンディーアナライザーのPAA?3で測定して良さそうな値に耳で聴きながら取り敢えず決定した。
繋がりに関しては余り自信は無いが、仮決定で進めないとそれより先に進まないし、エージングの時間も無くなってしまう。
後からでも変更は可能なので取り敢えずこれで組み上げる事にした。
組立ては殆どネットワークの配線になるが、意外とチーズ管のスペースが無いので音の通り道を邪魔しない様に配置するのが難しそうだ。
画像1:100-100のチーズに水性アクリルのグレーと艶消しの黒をブレンドして塗装する。
画像2:ツィーターの引き出し線にはミニファストン端子のオスを圧着して取り外しを可能にする。
画像3:測定はバラックで行った。
画像4:ウーファーのLPF(0.82mH+6.5μF)の特性。エンクロージャーに入れていないので低域はダラ下がりだが高域はほぼ計算通り3kHz付近から落ちている。
画像5:ツィーターのHPF(0.33mH+4.9mH)の特性。何故か2kHz付近まで出てしまっている。レベルも高い。
画像6:変更後のHPF(0.22mH+0.32μF)の特性。シリーズに1.5Ωの抵抗を入れてレベルを落として3kHzの少し上から落ち始めている。
画像7:合成特性。若干クロス付近で落ち込んでいる気もするが後で修正可能なのでこれで行く。
画像8:ツィーターが出っ張っているので何らかの保護が必要なので中華街近くのジャンク屋(相模電子)でファンガードを見付けて来た。黒の塗装がしてあり、ツィーターサイズにセンターが抜けているのでスペーサーを介して取り付ければ保護になる。
画像9:スペーサーには穴径4mm強で5mm位の長さの物が必要だが、ホームセンターでは見付からなかったので4mmのフランジナットに4.5mmのドリルで穴を空けて作成した。
古舘さん
こんなに凄いのをお持ち頂けるのですか?
どうも有難うございます。
10月11日のお披露目前に鳴らしてみてください。
mdofcr さん、こんにちは。
凄いと言っても以前作った3インチユニットの部分を4インチに変更しただけです。
まだ未完成ですが、組み立てて余りに酷い音の場合は3インチのままで持って行くかも知れませんが、取り敢えず持ち込む予定です。
当日はよろしくお願いします。