古舘@横浜 さんの日記
マイルスTKさんが行ったハイエンドショーでもPCオーディオが盛り上がっていたという事ですが、CDフォーマットの16ビットで44.1kHzサンプリングに比べて24ビットと256倍の分解能で96kHzや192kHz等のハイサンプリングなのでスペック的にも音の良くなる可能性は十分有るから必然なのでしょう。
最近はUSBで簡単に接続出来る、割合手を出し易い価格の高性能のDAコンバーターが増えて来たのも普及して来た原因だろうし、これからはどんどん増えていく事が想像出来ます。
とは言え、高音質のDVDオーディオディスクやダウンロード出来るソースを探してもまだ自分が欲しいソースが殆ど見当たらないので、安くなったとはいえ本格的なDACにはなかなか手を出せないでいた。
ところが、先日ネットを見ている時にUSB接続の(株)ビックスのDAC基板のキットを見付けた。
TI/バーブラウンのDACチップを使用したUSBバスパワーのキットで、部品を基板にマウントする必要が有るが、USBに接続すればアナログ出力が出て来るので直ぐに使える。
スペックは16ビットの48kHzサンプリングで現在手に入る高性能DACに比べると性能的には劣るが、CD並みか若干良い程度のレベル。
キットの価格は2,500円と安く、消費税、送料(全国一律1,050円)を含めて3,675円で手に入る。
更に調べるとPC Watchでこの基板のチューンナップの記事も見付けた。
この記事の搭載が2004年6月だから6、7年以上前から発売している基板のようだ。
ピッチが狭く半田付けの際にブリッジし易いDACのチップのみは事前に半田付けされているので、40点ほどのその他の部品をマウントして半田付けし、USBに接続するだけでアナログ出力が得られる。
自作派としてはほぼCD1枚分の価格で手に入り、自分で手を加え易いのは魅力的だし、PCのオーディオ出力がCD並みになれば取り敢えずは十分、という事で発注してみた。
ネットで注文すると直ぐに返事が来て、その日の内に発送されたという連絡。
支払いは銀行振り込みと代引きを選べるが、銀行振り込みでは振り込み手数料が掛かるが、代引きの場合の手数料は先方で持ってくれるので振込み手数料も掛からない代引きにして、次の日の今日には手元に届いた。
届くまでに直接PCからの音をアンプに繋いでUSB DACを接続する前の音を確認するつもりでいたが、その前に届いてしまった。
将来は24ビットの製品に切り替えるかも知れないが、簡単に差し替え出来るので暫くはこれで楽しむつもりだ。
高性能部品への交換や専用電源のセルフパワーに変更する事による改善など暫くは楽しめそうだ。
画像1:基板と部品が袋に入っている。
画像2:基板。DACチップは半田付け済み。
画像3:部品類。全部で40点程。
画像4:部品リスト。
ホォー、安いですね、意外と部品数が少ないですね。
自作できる方には魅力的なキットですね。
入れ物(筐体)はどうしますか?
電源は何V仕様でしょうか、これも自作出来るるのでしょうか?
写真で見る限りコンパクトに見えます。
音だし出来たら、レポートお待ちしてます。
コニさん、こんばんは。
作る楽しみもあるので安さに釣られて買ってしまいました。
箱は最終的にはアルミケースかアルミのアングルを使って作る予定です。
暫くは実験をするのでバラックのままか簡単なショート防止の箱にでも入れておきます。
電源は元々USBの電源を利用するので5V単独で動作するようです。
回路図が入っていなかったので提供してもらうよう、(株)ビックスに交渉中です。
5V単一電源であればPC WATCHの記事では三端子レギュレータで部品数個で済ましているようですので半田付けが出来れば誰でも作れます。
凝らずにUSBパワーで使えばタバコの箱程度に十分収まりますね。
目出度く音が出ましたらレポートします。
訂正です。
良く読んだら完全なセルフパワーは単独5Vでは無理みたいです。
DAC部分はUSBバスパワーで、OPアンプ周辺に別電源の5Vを供給する簡易セルフパワーみたいでした。
こんばんは。
電子系が苦手な私でも、これなら作れるかもと思わせる部品の少なさがいいです。
PCオーディオ、いろんな流れが生まれてますね。
音も興味あります(レポート楽しみです^^)